帳簿の話
イタリアの商人達はどんぶり勘定だった。
今、当たり前にある「会計」
商人「帳簿をつけるだぁ?てやんでぇ、
多分、
いつしか気が緩みに緩み、
社会全体でお金の管理が煩雑で、だらしなかったのです。
しかし、いつの時代も「その時代の当たり前」
彼が行ったこと。
とにかく、毎日毎日ひたすら帳簿をつける。
そのうち、
「おーい、パチョーリ!飲みに行こうぜ?」
という友人の誘いも断りるようになりました。理由は2つ。
1、酒を飲むより俺にはやりたい事があるんだ、
2、酒を飲むと会計業務に支障が出る。それに気づいた。
そう、パチョ坊はこのようにクソ面白くもない、
彼は、後に会計概念の原点となる「スムマ」を書き上げました。
スムマには「商人の心得」から「
しかし当時の流行にうまく乗せられず、残念ながらイタリアからではなく、のちにオランダの商人から社会に浸透する形となりました。
・ルールに沿って、作業を淡々と熟すこと
・ミスをしないこと
会計士に求められるスキルはコンピュータが一番得意なやつです。
今では「AIに置き換わるであろう仕事リスト」の1つになってしまった会計職もパチョーリの功績なんだな、というのが非常によく分かる楽しいお話でございます。
「スムマ」って和訳本はないようですが、
「会計とは気合いである。」
多分、序章の第一文はこんな感じやろな。
※ 注意 パチョーリの友だちの誘いを断る記載は一切事実無根です。