大人になって知る面白いこと/ 間違う力 - 高野秀行
う◯こネタは小学生だけの笑いではなく、大人になってからだともっと面白いんだと大学生になって知りました。
小学生の頃、どうしても我慢できずに公園の脇でやってしまった、そして葉っぱで拭いた、などのエピソードは僕もあります。自分でいうけど、これは「かわいい笑い」っすわ。
大人になって、大学生になり酔っ払った勢いで公の門前する人や、掴んで投げている人を見たことがあります。食事中にご覧になられた方すみません。
僕はあの時、腹が捩れるほど笑った。
アルコールが入っていた事が面白さを加速させていたと思うけど、お酒飲んでなくても死ぬほど笑っていたに違いない。
Amazon Prime会員限定の「ドキュメンタル」という企画がまさにこの当時に近い状況を具現化してくれている。お笑い芸人も「なんでもアリ」と言われれば下ネタかよー、と思いつつも面白い。
30超えても、笑ってしまう。まっちゃん面白いなー。
「高野秀行」という作家はこんな「笑い」を提供する人ではないと思いますが、ぶっ飛んだ事をするという意味では共通している。間違う力 (角川新書)という本を紹介します。
ルポライターの作品って、そこまですんのかい!っていう度合いが大きければ大きい程、作品が面白い傾向にあると思うんですね。もちろんその人が書く文章力が一番でしょうが、今日紹介したい本はその両面が充実していました。
断片を紹介するなら、アヘンが医薬品として処方される国でまんまとアヘン中毒になっとるんですよ。全く模範にも参考にもならん話ですが、これくらいぶっ飛んだ内容がギッシリ詰まってる本です。
「間違う力」ってなんかね。読んだ感想は、
とにかく何でもやってみなはれ
だいたいこの手の本はタイトルで書いてある内容も想像できますが、想像通りの感想。笑 でもエピソードが面白くて、感想とかどうでもヨシです。
「俺は根拠や理由が明確でないことはやらない」なんていうロジカルモンスターのあなた、ワーカーホリックさんほど刺さる一冊じゃないかな。
バカになれる人、ってかっこいい。あ、ちなみにこの高野さんすごい頭キレキレな人ですよ。