99%の会社はいらない - 堀江貴文
堀江さんの新しい本を読みましたのでご紹介です。
新宿のブックファーストにズラーッと並んでて、面白そうだから買ってみました。
堀江さんが手掛ける本とかWEBニュースは昔からついつい見てしまいます。
みんな頭では分かっててもなかなか踏み出せない領域にどんどん行動できる、古い日本人気質とはかけ離れた人ですね。
お会いした事はないけど、生き方とか行動力が見習うべきところがたくさんある方だなと思います。
僕がこの本で好きだった箇所は2つ。
1つは、
会社の中で生きていこうと、外で生きていこうと「人を惹きつける力」を身に付ける事が大事だという事。
大事なのは「ギブアンドテイク」ではなく「ギブアンドギブ」の精神。
上司や誰かに認めてもらっても別になんのいい事もない。お互いにとって何かの面で「win-win」になればいい。
良い言葉。
損得をぐるぐるっと考えて振る舞うと相手には絶対見透かされますからね。
2つめは、
相手の心を読む前に、自分の事をさらけだせ。
人の心を開くには相手の心を読むよりも、自分から歩み寄るのが1番の方法。
2年くらい前、佐藤優さんの読書会に参加した時にもご本人が同じような事を言ってましたが、
「結局、腹の探り合いをしている間は良質な人間関係を構築出来ない」
と。
自分から腹を割るって超大事ですよね。
プライドを極限までなくせって事でしょうか。
編集の人が大半書いた感はあるものの、ご本人の声がかなりインスパイアされていて、総じてとても面白い本でした。1時間くらいで一気に読んだ。
堀江さんは5年後、10年後を語るのが上手な方ですね。