クリーニング屋のおばちゃんは凄腕商売人という話
こんばんは。
今日は、小話を一つ。
家から歩いて100mくらいのところに、たたみ3,4畳くらいの広さのクリーニング屋があります。70前後くらいのおばちゃんがたった1人でやっているんですね。
僕は仕事柄、スーツを着る仕事をしているので2週間に1回くらいのペースで通っています。スーツを回収しては出す、のサイクルが出来上がっているのですが、行く度に15分くらい雑談をする。
「あーいらっしゃい!きてくれてありがとう!」
「仕事頑張りすぎないようにね!また来てねー!」
あの安定感は一体なんなんや。
「もう30年くらいこの仕事をやっているけど、毎日楽しくてね!」
マーケティング、ロジカルシンキング、ビジネスモデル、よくわからない横文字が飛び交う東京のビジネスシーンを全部吹っ飛ばして雲の上にいらっしゃるような感じがしますね。
お店はおばちゃんのファンのお客さんが後を絶たなくて、お客さんもいつも多い感じなんですよね。結局、商売って「人」なんでしょうね。
少し前に「ザ・エージェント」というトムクルーズ主演の映画を見ました。
結構昔の映画です。
一流アスリートのスポンサー契約を取ってくるエージェントの話。
何億という契約のために、体がボロボロになるまで選手を酷使する大企業勤めの主人公は、このままでいいのか?と悩みます。
お金のために何人もアスリートを抱えるのではなく、サポートする人を少なくしてその人のために働こうと独立するんですね。
サポートしたのは2流選手で、紆余曲折なかなか花開かないのですが最後に大口の契約が決まりハッピーエンドという話です。
クリーニング屋のおばちゃんと共通しているけど、仕事が好きで楽しんでる人って例外なく自分の利益の前にお客さんを大事にしているというところだなと思いました。
良い週末だった!明日から頑張ろうー
おやすみなさい(^^)