鍬農雅友blog

32歳/都内在住/読書がライフワーク

ビジネス書には時間を使わんでいいという話

最近会社が日本橋に移り、とある本屋が通勤路に組み込まれました。大変嬉しい。

 

金ピカ文字のビジネス書が入ってすぐバァンと並べてある、よくある本屋さんです。

 

本屋さん側が「どうしたらたくさん本が売れるか?」というのを突き詰めていくうちに、きっとこういう本の並び、レイアウトになったのかなぁと思いつつ、全くそれらの本には喚起されないので奥にあるもっとマニアックな棚にいつも直行しております。

 

昔はよく読んでいたビジネス書、最近は全く読まなくなりました。

仕事に対する向上心は衰えてるどころか増すばかり。それに反比例して、どんどん読まなくなっていったように思います。

 

なぜか。

 

自分の仕事でいつ使っていいのかよくわからない方法論とか、他人が上手くいった成功事例などをいくらインプットしても全然自分の仕事での活かし方が分からないんですよね。

 

そして「それをどう活かすか」だの「投資」だの、目的意識を持った読書は疲れる。ビジネス書を読むと必ずこういう思考になるんですよ。本を読むことが仕事みたいに。

 

そんな本を無理して読まなくとも、自分の血肉になる本って世の中にいっぱいあるんだと気付いたんですね。書物は楽しんで読みたいですね。エンターテイメントなのだから!

 

ビジネス書から能動的に入れ知恵しておく習慣は仕事人として重要かもしれないですが、ピカピカの肩書で出世頭の偉いおっちゃんの書くカターイ話はまぁ全然面白くないのです。

 

本はお金を積めば誰でも出版できる時代になりました。

それゆえに、自分の名刺代わりに書かれた本、著者が印税を得るための「売るため」の本が最近とても増えています。

こういう本には「著者の想い」という隠し味があんまり効いていないので、細く短く、脚光を浴びずに埋もれて終わるのです。ほぼ例外なく。

素敵な本には必ず含まれる、重要なスパイスなんですけどね。

 

ということで、

ビジネス書はクライアントの話についていける程度に最新のトレンドだけ抑えておき、楽しいやつを読みましょう。

 

今日も、僕の好きな楽しい本を紹介します。

 

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この人の本はどれも凄まじく面白いですが、僕はこの本が特にわかりやすくて好きでした。例の隠し味、ビリビリ効いてます。

 

田丸さんは同時通訳の仕事をしている方なので、おそらく言葉をどう解釈し、どのように伝えれば、分かりやすく相手に伝わるか?面白いと感じてもらえるか?という事を毎日毎日考えていて、それを生業にしている人なのでしょう。

だから、いちいち面白い。いちいち面白い人って周りに1人、2人いるじゃないですか?田丸さんの文章からはそういう人なんだろうな、という印象を受けます。

 

もう少し具体的に言うなら、自分の周りにいる一番面白い人を1人思い浮かべてみて下さい。その人が自分のためだけに、小一時間ひたすら喋ってくれたみたいな体感が得られます。

 

どうでもいい話を笑いに変えてくれる人っていいですよねー。

この本は、僕にとってはどうでも良かった女好きイタリア人の話を面白く変換してくれたので、イタリアという国に興味を持たせてくれたんです。

 

そういえばクライアントのチーズのことも調べてみようか、とか、なんで女好きの文化が醸成されたのか歴史を調べてみようか、とか。

こういう好奇心が広がっていく感覚、重要。

 

ご本人がイタリア人男性に追っかけられたところから、手のひらを返される瞬間まで、ご自身のバスガイドの仕事での話を「女子目線」で書いてあるのですが、その中にちょいちょい下ネタが噛ませてあり、みんなが面白いと思うポイントを的確に突いてきます。

 

あぁ、言葉に長けた人が書く本ってこういう事なのか、というのが素人にも一発で分かる素晴らしい本でした。

 

読んでいて楽しいし、プロの文章に触れられるし、結局はこういう本が仕事にも効くのだと思います!良い本にぶつかると幸せですな。

 

では、おやすみなさいzzz

 

ネットワークビジネスの話

先日、僕が大好きな新宿のプチ文壇バー月に吠えるで、とある作家に会いました。

 

会ったと言っても、話もせず隣で飲んだだけですが、その人はソーダ水を頼んで15分くらいで帰って行ったんですね。

 

バーテンダーさんは持ち前の饒舌さを失って終始緊張でソワソワしていました。

お帰りになった後に教えてもらったんですが、さっきの人は売れっ子の小説家だと。

 

ちょうど僕が面白そうだなとアンテナを貼っていた本の作家だったので早速読みました。

 

タイトルは「ニューカルマ」。

不景気に煽られるメーカー勤めの竹田優希がネットワークビジネスにハマっていく小説です。

 

ネットワークビジネス

僕が大学の頃、確かすごい流行りました。

学校から警告が出されるほど流行ってたみたいで、「個人事業主になろう」的な感じのセールストークで歩み寄ってくるアレです。

 

僕自身も勧められたことがあって、確か当時はロバートキヨサキの「金持ち父さん」という本を見せられながら、

 

世の中には3つのタイプがいる。労働者、経営者、投資家。

 

みたいな感じの円グラフを見せられました。

夢はあるのか?目標はなんだ?現状に満足しているのか?といった質問を浴びせられて、

 

労働者にはなるな、経営・投資側にまわれ。一緒に夢を掴もうぜ。

まずはセミナーに来い!

 

といった感じで口説かれます。

 

当時「お前それ友達を失うぞ、すぐやめろ」って打ち返してバチバチやったんですが、それ以来、その子とは疎遠になってしまいました。

一体どう返せばよかったのだろう。。

 

この「ニューカルマ」にも僕のような反発する"見込み顧客"がでてきます。

ネットワークビジネス布教側のリーダー石黒は、こういったリストに対して、

「とにかく無視して電話をかけ続けて人と会うのです。あなたの幸せはその先にあるのですから」

といった感じで、会員獲得を促します。

 

この本の面白かったところは、当時の自分の経験と照らしあわせられて

あぁなるほど、そういう感じで洗脳するのか、と裏っ側が見えたところがありました。

 

それと後半で出てくる木村社長のセリフが印象的です。

 

大事なのはお前が救われているってことだろうが

派遣社員辞められて、ハワイ行けて、お母ちゃん温泉旅行連れて行けて

タワーマンション住めて、みんなにチヤホヤされて、そんで市長の友達見返せて

全部お前の望んだもんじゃねえかよ、タコが。お前のしみったれた偽善で手に入んのかよ、それ

 

ネットワークビジネスから足を洗ったつもりで、竹田が新しく就職した株式会社ニューカルマ。またこれが怪しいサプリを売る会社なんですね。社名から怪しいんだけど。笑

 

お客さんを苦しめる商売にはもう二度と手を染めたくないと思う主人公に放った社長のセリフです。夢見てんじゃねぇよ、現実を見てみろと。

なんだかカイジみたいだな(**)

 

地道に頑張るって、やっぱ大事ですよね。 

面白い一冊でした。

 

ニューカルマ - 新庄耕

 

 

 

99%の会社はいらない - 堀江貴文

堀江さんの新しい本を読みましたのでご紹介です。

 

新宿のブックファーストにズラーッと並んでて、面白そうだから買ってみました。

 

堀江さんが手掛ける本とかWEBニュースは昔からついつい見てしまいます。

 

みんな頭では分かっててもなかなか踏み出せない領域にどんどん行動できる、古い日本人気質とはかけ離れた人ですね。

 

お会いした事はないけど、生き方とか行動力が見習うべきところがたくさんある方だなと思います。

 

僕がこの本で好きだった箇所は2つ。

 

1つは、

会社の中で生きていこうと、外で生きていこうと「人を惹きつける力」を身に付ける事が大事だという事。

大事なのは「ギブアンドテイク」ではなく「ギブアンドギブ」の精神。

上司や誰かに認めてもらっても別になんのいい事もない。お互いにとって何かの面で「win-win」になればいい。

 

良い言葉。

損得をぐるぐるっと考えて振る舞うと相手には絶対見透かされますからね。

 

2つめは、

相手の心を読む前に、自分の事をさらけだせ。

人の心を開くには相手の心を読むよりも、自分から歩み寄るのが1番の方法。

 

2年くらい前、佐藤優さんの読書会に参加した時にもご本人が同じような事を言ってましたが、

「結局、腹の探り合いをしている間は良質な人間関係を構築出来ない」

と。

 

自分から腹を割るって超大事ですよね。

プライドを極限までなくせって事でしょうか。

 

 

編集の人が大半書いた感はあるものの、ご本人の声がかなりインスパイアされていて、総じてとても面白い本でした。1時間くらいで一気に読んだ。

 

堀江さんは5年後、10年後を語るのが上手な方ですね。

 

 

99%の会社はいらない (ベスト新書)

アウトコースハイのボール球

先日、30歳記念同窓会をやろうという連絡が中学校の同級生からあり、今年の夏は久しぶりにお盆を熊本で過ごします。

 

GW、お盆、正月って飛行機が高すぎる(><)人は混むしなぁ。

なので、いつもちょっとずらして地元に帰るようにしているのですが、今年は8/14に同窓会をやるってことで少しゆっくりしようかと思います。

 

15年も前になるけど、中学校生活は鮮明に覚えております。

ホウキで叩き合って職員室で正座をさせられたり、殴り合いのケンカをして職員室で正座をさせられたり。

校内放送で呼ばれて正座をよくしておりました。

 

それから鬼のような野球部の先生のもと、野球漬けでした。

先生に怒られる恐ろしさ7割、遠くまでかっ飛ばせるようになりたい思い3割で、ほぼ毎日300回自宅で素振りもしました。

よーやったなぁと思う反面、もう少し頭を使って効率よくやれたんじゃないか、とか、大事な所でミスしたなぁとか、不格好で恥ずかしいシーンが今でもふと頭をよぎり、布団に潜り込みたくなる時があります。

 

当時僕はキャッチャーをしていました。

その時の思い出を一つ。

キャッチャーというポジションは「試合に勝つとピッチャーが褒められ、負けるとキャッチャーが怒られる」という損な役割である一方、人として成長させられる要素があります。

 

バッターに合わせて野手を微妙に動かしたり、ピッチャーの調子に合わせて声かけたりしたこと一つ一つの積み重ねで試合の流れが大きく変えられる面白いポジションです。

 

バッターが構えた時に苦手そうなコースを予測したり、前どこに打ったのかを覚えておいてグローブを構えますが、これがまぁ上手く出来なかった。

 

あまりにも上手く出来なさすぎて、監督に「今日は1番から9番まで全部俺が教える。どこに構えるか悩んだ時は俺の方を見ろ。」と、ベンチから構えるコースをサインで教えてもらっていたほどでした。当然褒められたことはほとんどありません。

 

ある夏のR中学校との試合の事。

ランナー1,2塁でバッター大柄の当たっている4番右打者。カウント2-2。

 

これは超やばいと思いながら、監督をちらっと見るわけですね。

インコースに構えなさい」というサイン。

 

その時の感覚を非常に鮮明に覚えているのですが、絶対に間違っている気がしたんですね。根拠もないし、ただ直感的に打たれる気がした。

 

僕はサインに背いてアウトコース高めのボール球に構えました。ピッチャーの球は僕の構えた所に来て、空振り三振。

 

サインミスで怒られる事はありましたが、サイン無視なんてもっての外な監督だったので恐る恐るベンチにもどりましたが、

 

「良い采配だった」

 

と一言。

 

その試合依頼、ピンチの時に監督を見てもコースを教えてくれなくなりました。あれは一体なんだったのか。

 

その試合、何十球も投げていたピッチャーからも「あのアウトハイ良かったよね」って後から言われるほど。たった1つの采配が良かったって言われるのは、キャッチャー冥利に尽きる言葉ですねぇ。

 

フィールドのプレイヤーが自分で考えて判断するって大事なんだなと思った思い出の一球です。試合するのは監督ではないのだ。

 

働くようになって、現場で困った時はよく思い出すシーンです。

 

まだまだやなぁと凹む事のほうが多いけれど、20代のあと少し、30歳を迎えた後もどんどん前進していきたいと思います。

 

3連休楽しんでくださいね!

ハーメルンの笛吹き男 - 伝説とその世界

こんばんは。

みなさん、今週も一週間お疲れさまでした。

 

今宵はオススメの書籍を一つご紹介。

確か3年前くらいに読んだ一冊です。切り口がとても面白いので手に取ってみたのですが、こんな嘘みたいな話を真面目に研究しようとするオッさんがいるのか、と思うと日本は本当にいい国だと思いました。

 

ハーメルンの笛吹き男」という話をご存知でしょうか。

多分小さい時に誰でも聞いたことがある話ではないかと思うのですが、こんな話です。

ーーーー

昔、ある町があってそこはネズミに悩まされていました。

とにかく大量のネズミに頭を抱える王様。ある時、王様の前に一人の笛吹きが現れます。笛吹きは言いました。

笛吹き「王様、私が町のネズミを一匹残らず追い出してみせます。その代わり、できた時には金貨をください」

王様「いいだろう。」

笛吹きが笛を吹き出すと、みるみるうちに町中のネズミが出てきます。ネズミたちは歩き出す笛吹きの後を追い始めます。

笛吹きはそのまま町を出て行き、ネズミを川へ連れて行きました。そのままネズミたちは溺れ死んでしまいました。町に戻った笛吹きは王様にこう言います。

笛吹き「王様、約束通りネズミをなくしました。サァ金貨をくださいナ。」

王様「いやいやいやいや、そんな簡単にできるのなら金貨なんかやれるわけないじゃん。調子乗んなよ?コラ」

笛吹き「大概にせぇよコラ。あぁ?ええんかコラ。」

怒った笛吹きが笛を吹き始めると、今度は町中の子供たちが笛吹きの後を追い始めます。

そのまま、町を出て行った笛吹きと子供達はもう帰ってくることはありませんでした。

ーーーー

 

という話です。

 

ところが、この話がどうやら作り話じゃないっぽい。

1200年代にドイツのハーメルンで子供100人近くが突然一気にいなくなった事が歴史として残っているらしいんですね。

 

結局これってなんでだったの?というのをひたすら解き明かすオッさんがいまして、その人の奮闘記がこの本です。オッさんと言っても確か凄い大学の有名な教授だった気がします。

 

no reason. 是非読んでみてください!

 

お休みなさい。

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クリーニング屋のおばちゃんは凄腕商売人という話

こんばんは。

今日は、小話を一つ。

 

家から歩いて100mくらいのところに、たたみ3,4畳くらいの広さのクリーニング屋があります。70前後くらいのおばちゃんがたった1人でやっているんですね。

 

僕は仕事柄、スーツを着る仕事をしているので2週間に1回くらいのペースで通っています。スーツを回収しては出す、のサイクルが出来上がっているのですが、行く度に15分くらい雑談をする。

 

「あーいらっしゃい!きてくれてありがとう!」

「仕事頑張りすぎないようにね!また来てねー!」

 

あの安定感は一体なんなんや。

 

「もう30年くらいこの仕事をやっているけど、毎日楽しくてね!」

マーケティング、ロジカルシンキング、ビジネスモデル、よくわからない横文字が飛び交う東京のビジネスシーンを全部吹っ飛ばして雲の上にいらっしゃるような感じがしますね。

 

お店はおばちゃんのファンのお客さんが後を絶たなくて、お客さんもいつも多い感じなんですよね。結局、商売って「人」なんでしょうね。

 

少し前に「ザ・エージェント」というトムクルーズ主演の映画を見ました。

結構昔の映画です。

 

一流アスリートのスポンサー契約を取ってくるエージェントの話。

何億という契約のために、体がボロボロになるまで選手を酷使する大企業勤めの主人公は、このままでいいのか?と悩みます。

お金のために何人もアスリートを抱えるのではなく、サポートする人を少なくしてその人のために働こうと独立するんですね。

サポートしたのは2流選手で、紆余曲折なかなか花開かないのですが最後に大口の契約が決まりハッピーエンドという話です。

 

クリーニング屋のおばちゃんと共通しているけど、仕事が好きで楽しんでる人って例外なく自分の利益の前にお客さんを大事にしているというところだなと思いました。

 

良い週末だった!明日から頑張ろうー

おやすみなさい(^^)

 

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計画と無計画のあいだ - 三島邦弘

こんばんは。

 

今日はとても面白い本を見つけたのでご紹介致します。

 

最初に余談を少々。

僕は昔、本が大嫌いでした。

考えるのが面倒くさいし、退屈だなぁという感覚です。1冊200ページも読み切る読書体力ないわ、という感じ。考えるということが苦痛でした。

でも、本って読まんといかんよな。読んでた方がいいっぽいなって感覚だけはありました。

 

ある時、すごい読書家の後輩に相談したところ、その時に勧めてもらった本を境に自分から本屋に出かけるようになれました。23歳くらいの時だったと思います。

今日はそれも合わせてご紹介致します。

 

星新一の「ボッコちゃん」という本です。

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この本は、SF(サイエンス フィクション。実際には起こりえない話を本当っぽく書いた内容。スターウォーズとかジュラシックパークなど)というジャンルで、1,2ページで1話が終わる、短編小説です。それが何十話もつまっている国語の教科書の面白版みたいな感じでしょうか。

 

この本が、僕の読書体力がなくて長続きしなくて辛いというハードルをクリアしてくれたお陰で、本に対して抵抗がなくなって面白さに気づくことができました。

後輩にはとても感謝しています。

 

本当1ページくらいで話が1つ終わるのですが、これが侮れない。深い。

この中に入っている「処刑」という話がオススメです。

話のオチが2つに汲み取れて、読者を考えさせる内容になっているんですね。

 

ちなみに僕は"爆発した"と解釈しました。笑 是非みなさん読んで頂いて、あーだこーだ議論しましょう(^^)600円で買えます。

 

ーーーー

さて、余談が長くなりました。

今日はタイトルの「計画と無計画のあいだ」という本のご紹介です。

 

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少し変わった出版社さんの話。

一冊入魂。本は量産させない。魂込めて一冊一冊作り上げれば、お客さんは必ずファンになってくれる、という発想を持った社長さんのエッセイ(散文。好きなことを書きまくってある話)です。

 

本は書きまくればいいってもんじゃない、質が大事。

この手の本って大企業の社長さんの本は結構あって、自己満足な事ばっかり書いてあるなという印象でしたがこれは違いました。

 

本を量産しないことによる経営に対する不安、出版社のマーケティングセオリーの疑問視、本を買ってくれた人への感謝の文章。

なんかあったかい感じがするんですよね。

うまく言葉に書けなくて気のせいかもしれないけど、どれも凄く熱意を感じました。

 

「この出版社の本を次も読んでみよう」という感覚にさせるってすごいな。

買ってみて、またご紹介致します。

 

ターゲットは設定しない。人間を信じる。

そこにあるのは一冊入魂の精神だけだ。

 

最後にこう綴ってありました。熱い!いいね!

「一冊」を「一レシピ」に変えたら、うちのレシピサイトも同じやな。

 

何でも魂込めてやるって大事ですよね。